報道関係

2008年(平成20年)7月30日(火曜日) 島根日日新聞
 秋の全国交通安全運動期間中の二十七日、雲南市大東町の幡屋体育館で雲南地区交通安全協会大東町幡屋支部(舩木健一支部長)主催の幡屋地区交通安全推進大会があり、地区の約二百人が講演などで安全運転への思いを新たにした。
 講演では、斐川町の江角由利子さんが「亡くなった娘からの生命のメッセージ」と題して話し、交通事故の悲惨さや命の尊さを訴えた。一九九九年、由利子さんの次女で当時二十歳だった真理子さんを含む三人が飲酒運転の車により命を奪われた。講演では、当時の状況や理不尽に命を奪われた無念さを語り、このほど出雲市内で開かれた、事故や事件の犠牲者(メッセンジャー)百三十一人の等身大パネルを展示した「生命のメッセージ展in出雲」についてビデオも交えて紹介した。
 大会では、市立西小学校六年生児童二人が「交通安全の推進に努力します」と大会宣言を行った。このほか、県警音楽隊による演奏などもあった。
 

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