報道関係

2011年(平成23年)11月18日(金曜日) BSS情報
生命のメッセージ展 始まる
 犯罪や交通事故などで理不尽に命を奪われた人の遺族らが命の大切さを訴える「生命のメッセージ展」が、18日鳥取市で始まりました。会場のとりぎん文化会館には、メッセンジャーと呼ばれる人型のパネル145体が並び、犯罪や交通事故などによって理不尽に命を奪われた人たちが、写真と愛用していたくつと共に紹介されています。
 中には、12年前、鳥取県智頭町のトンネルで飲酒運転の車によって引き起こされた事故で命を奪われた鳥取大学の女子学生3人のパネルも展示され、命を奪われた無念さを訴えています。この事故で鳥大に通う娘を亡くした江角由利子さんは「自分たちの生きていたくても生きられなかった時間を大切に生きてほしいとメッセンジャーが鳥取に伝えに来ていると思う」と話していました。
 「生命のメッセージ展in鳥取」は20日まで開かれ、会場ではきょうの午後、犯罪被害について考える被害者フォーラムも開催されます。
 

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