報道関係

2008年(平成20年)2月24日(日曜日) 島根日日新聞
 事故や犯罪で亡くなった人たちの命の重さを広く訴えていこうと、今年九月に「生命のメッセージ展in出雲」を出雲市で開く実行委員会のメンバーが二十一日、市役所を訪れ、西尾理弘市長に協力を要請した。
 市役所を訪れたのは、同実行委員会を組織する江角弘道さん(62)=斐川町在住=ら三人。共に、飲酒運転による暴走車が引き起こした交通事故によって、大学生の子どもを亡くした経験を持つ。
 この日は、突然大切な家族を奪われた当時の悲痛な思いを訴え、「(同展は)子どもたちに命の教育をする上で有効な場。命の大切さを知ってもらい、事故をなくしていくために叫んでいきたい」と、展示にかける熱意を語った。
 これを受けた西尾市長は、「大きな財産を失われ、大変でしたね」と、遺族の胸の内を思いやり、「オープニングにはあいさつに行き、市として(同展を)後援したい」と協力を快諾した。
 同展は九月十二、十三、十四の三日間、同市駅南町のビッグハート出雲で開かれる。
 

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