事件や事故で亡くなった人の等身大のパネルや遺品などを展示する「生命のメッセージ展 in 鳶巣」が出雲市東林木町の鳶巣コミュニティーセンターで開かれている＝写真。29日まで。
飲酒運転やスピード違反の事故などの犠牲になった25人のパネルや靴、帽子などを展示している。事件や事故の概要と、「もう一度会いたい」などの遺族のメッセージも並ぶ。
ドライブ中に飲酒運転の車に衝突され、亡くなった鳥取大３年だった江角真理子さん＝当時(20)＝のパネルも展示。母 由利子さん(61)＝斐川町＝が「娘に着せてやりたかった」と、購入したピンクのウエディングドレスも展示した。
同センター主催。山崎順子チーフマネージャーは「突然命を奪われた25人と向き合い、命の重さを感じてほしい」と話している。
27日午後1時半、28日午前9時半、午後1時半、交通事故被害者遺族の苦悩を描いた映画「０(ゼロ)からの風」を上映するメッセージ展、上映会とも無料（永里真弓） |
