報道関係

2007年(平成19年)11月11日(日曜日) 島根日日新聞
「生命のメッセージ展」代表・鈴木共子さん/斐川・中部小で講演
 事故や犯罪で命を失った人たちの背と同じ高さの人型のオブジェ「メッセンジャー」を連れ、全国各地で「生命のメッセージ展」を開いている造形作家、鈴木共子さん(58)=神奈川県座間市=が九日、斐川町立中部小学校(内部康正校長)で、五・六年生百三十七人を前に講演。命の大切さを説いた。
 この日の講演では、「親にとって我が子の死は一人称。自分の死と同じ」と、生きる意味を見失ったが、同じ体験をした人たちと出会い、「このまま見失ってただ生きているだけでは、生きたくても生きられなかった息子たちに申し訳ない。精いっぱい生きよう」という思いに変わっていったことを紹介。「メッセージ展を通じ、事件事故は新聞記事の世界だけでない、他人事ではない、命はかけがえのないものと伝えたい」と話した。
 
 

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